剣盾S1使用 自称8世代対応型バンドリ構築[瞬間最高順位97位]
剣盾S1にて2桁順位入りをした構築です。
構築記事として紹介するには些か高い順位とは言えませんが、自分の中で歴代最高の記録を出せたので記念として記しておきます。
ダイマックス→DMと略称
戦績
勝率は大体66%となりました。
使用構築
構築経緯
- 第8世代にて追加されたダイマックスを生かす
- 第7世代終盤から使用していたの並びで勝ちたい
- 足が速いポケモンが(すなかき)だけではドラパルトを筆頭とした高速ポケモンに弱い為、切り返しとしてトリルとの組み合わせを採用。
個別紹介
1.バンギラス@マゴのみ
特性:すなおこし
性格:ずぶとい(攻撃↓ 防御↑)
技:がんせきふうじ / イカサマ / かえんほうしゃ / ステルスロック
201(204)-138-146(24)-115-127(52)-110(228)
〇調整意図:
H-B:特化ドリュウズの地震/アーマーガァのボディプレスを耐えて木の実発動
D:130族の一致眼鏡90技を砂下で最低乱数切り耐え(まず居ない)
S:岩封後に最速サザン抜き
第7世代時の半分回復バンギのSを削りB方面に少し割いた個体。
調整意図と書いてはいるが、岩封後に最速サザンを抜く事が大切な為に他は割と適当。
先発のミミッキュ対面が多く発生はしたが、舐めて剣の舞から入ってくる個体が多く 岩封→イカサマのコンボが気持ちいくらいに決まった。
環境に蔓延していた弱点保険バンギを警戒した行動に助けられた部分が多く、恐らく今後の環境の変異には付いていけないと思われる。
特性:すなかき
性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
技:じしん / いわなだれ / アイアンヘッド / つるぎのまい
185-205(252)-95(116)-×-85-126(140)
〇調整意図:
A:特化
B:ステロダメージ + アイアントのばかぢからをDM状態で低乱数切り耐え
S:最速バンギラス+2
今振り返ると謎でしかないS調整の砂エース。誰だこの調整考えたの。
バンギと同じく7世代の調整がベースではあるが、物理環境の現在ではB振りが生きる事が多かった。この構築の絶対的DMエースポケモン。
S実数値が普通のドリュウズと比べて低いが、基本的にDM状態で抜群技を耐えて発動ダイロックから全抜きする事が基本戦術の為に気にする事は少なかった。
多くの物理受けに対抗するべく剣の舞を採用。これがとても強かった。
某有名実況者とのマッチング時に1 VS 3 の絶望的状況から勝利へと導いた女神。
3.サザンドラ@こだわりメガネ
特性:ふゆう
性格:おくびょう(攻撃↓ 素早さ↑)
技:あくのはどう / りゅうせいぐん / ラスターカノン / とんぼがえり
167-99-110-177(252)-111(4)-165(252)
〇調整意図:
C:特化
バンドリマンダのノリで浮いてる竜が欲しくなり採用。
特性で浮いてはいるが、環境に蔓延している型破りドリュウズのせいでスペックを発揮させる事が出来なかったポケモン。
しかしメガネ悪技の一貫性は非常に高く、バンドリの辛い物理受けに対して十分な戦力となってくれた。ラム持ちの挑発悪だくみでも良かったかもしれない。
4.ミミッキュ@カシブのみ(ゴースト抜群技半減)
特性:ばけのかわ
性格:ゆうかん(攻撃↑ 素早さ↓)
技:かげうち / じゃれつく / のろい / トリックルーム
159(228)-156(252)-104(28)-×-125-96
〇調整意図:
H-B:16n-1 後はBに振り
A:特化
ドリュウズで倒せないポケモン or ドリュウズ先にS上昇を積まれたポケモンに対して切り返しが出来るポケモン。
積まれていなければ大抵のDMダイホロウを耐え、トリックルーム→のろいの動きで
確実に仕事をこなしてくれた。やっぱりこのポケモン強すぎるって。
トリル呪いから後述するとにバトンを繋いでくれた陰の立役者。
(ゴーストタイプだけに)
特性:ふゆう
性格:ひかえめ(攻撃↓ 特攻↑)
技:10まんボルト / ハイドロポンプ / ボルトチェンジ / シャドーボール
157(252)-×-127-172(252)-127-107(4)
〇調整意図:
H:特化
C:特化
S:無振りロトム+1
環境に存在しないギルガルドに怯え採用した洗濯機。
Sは環境に蔓延するロトム一族を意識し4振りとしたが、そもそもの選出率が低く4振りが活きる場面が無かった気がする。
ギャラドスに対抗する意図もあるが、出てくるギャラドスが全部ウィップを持っておりトリル下のみ役割遂行が可能であった。誰だよギャラに威力120の草技渡したの。
流行りのトゲキッスにある程度対抗出来ると考えたが、弱点保険持ちが多く選出機会に恵まれる事が少なかった。後トリトドンに何も出来ないのが辛い。
───あの日撃たれた型破り地震の数を僕たちはもう知らない。───
6.ウオノラゴン@こだわりハチマキ
特性:がんじょうあご
性格:いじっぱり(攻撃↑ 特攻↓)
技:エラがみ / げきりん / かみくだく / サイコファング
191(204)-156(252)-126(44)-×-101(4)-95
〇調整意図:
H-B:16n-1 252振りドリュウズの地震低乱2発(16%)
252振りドラパルトのドラゴンアローを最低乱数切り耐え
A:特化
第8世代が生んだ古代の殺戮兵器。半減だろうと骨すら残さず最後まで噛み砕きぬく悪魔の様な火力を持ったポケモン。封印指定不可避。雨下で更に火力が上がる。
まずは何も言わず、以下のエラがみのダメージ計算を見てほしい。
・HB特化ナットレイ(181-201)
84~99(46.4%~54.6%)乱数2発
・HB特化アーマーガァ(205-172)
195~231(95.1%~112.6%)乱数1発(75%)
・無振りドラパルト(受け出しを想定)(163-95)
1977~208(108.5%~127.6%)確定1発
S種族値75の無振りが絶妙な値をしており、意気揚々と受け出される物理受けのポケモンを次々とエラがみで粉砕玉砕大喝采の嵐となった。恐らくスタジアムは悲惨な事になっていたであろう。
またミミッキュのトリックルームと合わせる事でS上昇後のトゲキッスやギャラドスの他、ヒヒダルマやアイアントといったこのパーティで辛い高速ポケモンに対する役割を果たしてくれた。
トリックルームの2~3ターンで戦況を一気にひっくり返す活躍を何度も見せてくれた。
どうして今作バトルビデオが無いのだろうか。
ちなみにレベル1ヨーギラスに撃つと2000体くらい吹っ飛ぶ。
選出パターン
基本戦術。バンギでステロを撒きドリュウズで押し流して眼鏡サザンでお掃除をする。
基本戦術その2。ドリュウズのダイロックで上から展開し、ミミッキュのトリックルームで下から畳みかける戦法。
基本戦術その3。並びは2と同じだが、ウオノラゴンで暴れて倒れる前にドリュウズに引き、ミミッキュのトリックルーム&呪いから再度暴れ倒す戦法。
バンドリを意識してアーマーガァやヌオーから入られると感じたらこの選出をしていた。
今後の課題
個体紹介の欄にある様に、7世代を意識した調整や現在の環境の対応しきれていない個体が多く調整を考え直す必要がある。
PTが全体的に型破りドリュウズに弱い為、飛行タイプの追加やロトムを芝刈り機に変更する等の対応が必須。
終わりに
第8世代始まって早々に2桁順位入りという、以前の自分からは考えられない戦績を出す事が出来た事が非常に嬉しかったです。
PTとしての課題もいくつか判明し、日々変わり続ける環境に順次適応した戦い方で勝ちぬけていきたいです。
オマケ